弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山として知られ、明治時代初頭まで、天皇もしくは皇統の方が住職を務めた皇室ゆかりの門跡寺院である「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」。

境内の東に広がる大沢池は、平安時代、嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模してつくられたという池泉舟遊式の庭園で、平安前期の様式を今に伝える日本最古の人口林泉式庭園。

約3000本の蓮が自生する大沢池の約1キロの周囲には桜が植えられ、池水にその姿をうつす風情はなんとも穏やかで、御殿の雅な雰囲気が漂います。

勅使門の脇に鎮座する、圧巻の枝垂れ桜も必見。

  • 例年の桜の見頃 3月下旬〜4月上旬
  • 桜の規模 約500本
  • 桜の種類 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラなど