江戸時代、二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町であった京都御苑。

明治になって都が東京に移り、これら邸宅は取り除かれ、公園として整備され市民へ開放されており、京都御所を囲む広大な苑内で、桜の時期には約1000本の桜が咲き誇ります。

京都を代表する早咲きの桜の名所で、近衛邸跡の近衛の糸桜や後水尾天皇がその美しさに魅せられ、御車を返したという言い伝えにちなんだ「車還桜(くるまがえしざくら)」など銘木も多い。

種類によって花の時期が違い、3月下旬から4月中旬まで長い間桜を楽しむことができます。

  • 例年の桜の見頃 3月下旬〜4月中旬
  • 桜の規模 約1000本
  • 桜の種類 シダレザクラ・サトザクラなど